社会から見捨てられた,とある個人の手記

世界経済や社会現象を通して,自己とは何かを突き詰めていきます.基本的に便所の落書きです.

分割売買で丸く取る -ビギナーズラックのからくりー

みんな初心者だった頃は,いきなり数百万をドンと投資したりしなかっただろう.少額でチョビチョビ株や通貨を買っていたはずだ.

 

これは実はビギナーズラックのからくりなのだ.少額を張るからドローダウンで狼狽しない.そして含み益が出てくれば,更に買い増し,売り増ししていくだろう.つまり,含み益を確保しつつ次の一手というプロセスが大事なのだ.大事というのは,精神的な安定を確保し,余計な売買を抑制することができるからだ.

 

市場のザラ場値動きを毎日見ていると,とても正常ではいられない.普通の人間はちょっと下がれば売りたくなってしまう.また,あるポイントが大底だと思っても,そこから更に5%,10%下落などしょっちゅう起こる.そこで一気に全力張りすれば,当たった時はいいが,外れれば大きな損失になる.ここだ!という思い込みが損切りを妨げる.よっぽど上級者でない限りは損切りできなくなる.アマチュアが退場するのは,大抵このパターンだろう.

 

「底も天井も丸く取れ」と何度も教わったはずだ.

 

駆け出しの頃の自分の行動は,自然と慎重になっていたはずだ.その本能にこそ,大事な要素が含まれているかもしれない.