社会から見捨てられた,とある個人の手記

世界経済や社会現象を通して,自己とは何かを突き詰めていきます.基本的に便所の落書きです.

所有しない時代 -幸福の証しー

身の回りにモノがないというのはとても身軽です.どこへでも行けます.

 

スーツケース一つに収まるモノで生活できればきっと理想でしょう.衣服,持ち家,自家用車,時として家族さえも,自らの人生を縛るモノに成り得ます.結局のところ,そのモノが自分の人生を豊かにするかどうかは,それを所有しているという事実だけでは説明できません.

 

モノは所有者を物理的に縛ります.所有している側の人間が,逆にモノによって支配されるのです.囲まれているモノの枠組みに閉じ込められてしまうわけです.

 

私は最近ようやく,何かを所有していることが幸福の証しではないと気が付きました.人生と言うのはもっと別の大切なことのためにあると思います.もし経済的貧困という経験が,社会変化が生み出した試練であるならば,これはきっと面白いわけです.もっと言えば,正しい変化なのです.

 

この社会変化に抗えば,伝統的な生活が送れるでしょうが,きっと苦しいでしょう.私たちは,かなり難しい時代に生きていると自覚しなくてはなりません.

 

そこで私に最後に残るモノは何か?と問えば,やはり私自身ということなのでしょう.