社会から見捨てられた,とある個人の手記

世界経済や社会現象を通して,自己とは何かを突き詰めていきます.基本的に便所の落書きです.

不確実性に満ちた世界で,この先生きのこるには!? -ティマイオスの世界観からー

世界の本質を表現する言葉の一つに,「不確実性」が挙げられるでしょう.

 

万物は流転し,常に一定なモノなど存在しません.

生命は定常状態にあります.私という実在は,外見上何も変化していないように見えていますが,今この瞬間にも体内ではケミカルリアクションが絶えず起こっています.結局のところ,我々は不確実で不安定な存在であります.

 

安定を求めることがいかに無益であるか.もはや言うまでもありません.

プラトンの著書ティマイオスによれば,我々は完全なる神の似姿に過ぎないため,不完全で生成する者であるのです.その不完全な我々が「安定」を求めることはすなわち,神になろうとする行為であります.神は完全であり,常に存在する者であるから,これは一定であります.プラトンが球や円を神に例えたのは,それが一種の完全性を具有していたからであります.

 

私がティマイオスを読んだのは随分昔ですから,上の解釈が正しいかどうか怪しいですが..(^~^;)

 

プラトン全集をずっと買おう買おうと思い続けてもう幾年過ぎてしまいました.コスモポリタンを称するのであれば,これぐらいの教養は最低限なのでしょうね!

 

プラトン全集〈12〉ティマイオス・クリティアス
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