社会から見捨てられた,とある個人の手記

世界経済や社会現象を通して,自己とは何かを突き詰めていきます.基本的に便所の落書きです.

過去の住人

再び世界経済が崩壊して,また低迷の時代が来ることを思考実験してみる.

それは,シンプルに昔に戻るということだ

 

例えばそれは失業者が溢れかえり,高利貸しが蔓延り,デフレになり,ハンバーガーが60円になった世界であった.企業は不当に優位な立場で労働者を酷使し,壊れたら使い捨てる世界であった.国内政治は不安定になり,無能なシロウト集団が私利私欲のままに権力を行使する世界であった.

 

さあ,この世の誰が昔に戻ることを望むだろうか.

少なくとも,この日本にはいないだろうと思う.

 

私は,世界は常により良い方向へ向かおうとするものだと考えている.

つまり,ポジティブでありたいのだ.

 

ネガティブだと,置いてきぼりになってしまう.

世界が未来に向かっているのに,それをただ批判して眺めているだけの傍観者になってしまう.すなわち,自分が過去の住人になってしまうのだ

 

将来出来上がった世界を見て,自分は眺めていただけなんて悲しい.なるほど確かにリスクは避けられた.だが何一つ果実は残らなかったではないか.

 

どうやら世界は新しいプレイヤー達が動かし始めているようだ.

なんとなくその胎動を感じるのだ.なんだか胸騒ぎがする.

 

私たちの世代が主役の座から降ろされ始めているのかもしれない.

過去は捨て去られる運命にある.それは決してネガティブな意味ではなく,正しい新陳代謝なのだろう.

 

過去の住人になるか,それとも未来を掴みに行くか?

昨日までの世界は,もう夕暮れ時だ.