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PBR(株価純資産倍率) -暗闇を灯す松明ー

景気後退局面では,PBRが暗闇を歩く道しるべになると思う.

 

モーニングスターのHPによると,2018年12月21日時点のTOPIX予想PBRが1.03となっている.シンプルに解釈すると,日本の主要な会社全体が純資産以上の価値を期待されていないということだ.

 

全体平均がこの有様であるならば,まだ高PBRで期待先行の新興銘柄は平均水準まで叩き売られてもおかしくない.特に赤字続きで,なおかつ売上成長への期待感だけで買われていた割高銘柄はかなり危ないと思った方がいい.

 

例えば,ユーグレナ(2931)は,現状でもPBR=3.33倍である.

高値から実に3年超下げ続けている日本を代表するクソ株である.ちなみに私は,社長の著書を持っているし読了している.一時投資したことがあるが,業績・株価共に思いのほか伸びなかった.良い会社だと確信していたが,結果的には私の買い被り過ぎであった.最終的にはプラスでイグジットしたので恨みは無いが,ただただ残念の一言に尽きる.

 

今の終値が579円であるから,PBR=1.03倍まで調整したらば,

579×1.03/3.33=179.09円 となる.

 

これは決して夢物語ではなくて,全くあり得る話だ.何故ならTOPIX自体がそうなっているからだ.ジリジリ下げ続ける銘柄は,値幅が小さく下がる期間が長いので,逆張りで油断すると損切りする機会を失ってしまう.気が付けば上場来安値まで塩漬けとなりかねない.自分が良い会社だと確信していて,例えそれが事実だとしても,その株価が割高であれば,そのタイミングで株を買うことは決して正しくない.

 

投資の目的は株式を持つことではなく,リターンを得ることだ.

 

ユーグレナ案件では,会社と経営者に惚れてしまったのがいけなかったと反省している.

 

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どんな高値でも買っていい銘柄などこの世にない.