ひたすら雰囲気で投機するブログ

資本主義に真正面から立ち向かうスタイル

日本人の民族的弱さ

家電,半導体,PC,携帯電話などなど.

日本は様々な分野で初期に革新的な発明をしながらも,後の市場のイニシアチブを失ってきた.品が違えど,各産業の没落プロセスには非常な共通点があるように見えて仕方が無い.すなわち,それは偶発的に発生した新技術やサービスの価値を正当に評価することができないために起こったように思える.従来現存の体制,伝統的支配を肯定したいという生物的な本能が戦略的な意思決定を妨げた.

 

全世界が競争相手となるグローバル市場において,本能的に安心を求める行為は命取りになる.なぜならこれは,理論的に予測できる行動であるから,単に競争相手に利用される隙にしかならないためだ.

 

日本人は,何か地殻変動が起こりそうになった時,その変化を正当化する外部の権威を欲する.それが米国であったりドイツであったり,時には一企業 Apple, Amazonであったりするのだ.その権威の傘に守られている限り自分は安泰であり,その変化をあたかも自分らが望んだものかのように主張することができるのだ.それは,その変化が後に "Evilなもの" であると分かった時に,そのかどを他人に擦り付けたいがためだ.

 

ここに日本人のなよなよしさが表れている.

 

最近日本人はアメリカナイズドされつつあると言われているが,実はこの本能は全くインプリントされたままであり,根っこに弱さを抱えたままでいる.これは島国根性で出る杭を打ち合ってきた民族と,未開の地を切り開いてきた民族との決定的な違いでもあるだろう.