ひたすら雰囲気で投機するブログ

資本主義に真正面から立ち向かうスタイル

インターネットがもたらす不寛容さ -異文化の交わらない世界ー

インターネットは,加速度的に人類を不寛容にしているらしい.

 

インターネット以前の情報媒体は,受け手の選択権がほとんど無かった.我々市民は,発信者側の情報をただ受け取るしかなかった.そこには,半ば強制的な異質との交流があったのだ.

 

しかし,インターネットの出現によって,市民は自分が望む情報や意見だけを抽出できるようになった.これは大変有用で画期的な発明であると思われた.インターネットへ行けば,自分の意見と何一つ違わない同質のものに出会える.

 

これがたまらなく気持ちいいのだ.

 

一方,現実の生身の人間同士は,当然意見が対立し合う.どんなに親しい友人とでも,全ての意見が一致することは無いだろう.

 

つまり,インターネットで心地の良いメロディーしか聞いてこなかった人種にとって,現実の世界は辛すぎるのである.

 

他人とちょっと意見が違っただけで激しく拒絶反応を示してしまう.

この世に生まれ,互いに出会ったこの奇蹟を楽しむゆとりを知らないのだ.

 

ここに,これからの時代を善く生きるためのヒントがあるのではないか?